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2019年6月のニュース

第25回参議院議員選挙勝利!東交政治活動委員会総決起集会

2019.06.27

  • 岸まきこ候補ともりやたかし候補
  • 第25回参議院議員選挙勝利!団結がんばろう

  6月25日午後6時15分より、田町交通ビル6階ホールで「第25回参議院議員選挙勝利!東交政治活動委員会総決起集会」を開催した。集会には、東交組合員をはじめ、東交議員団、退職者会、本部員等、総勢300人が結集し、参議院議員選挙勝利に向けて意思統一を行った。
 司会の中島副会長(電・大門)より開会挨拶を行ったあと、主催者を代表して八木会長(自・早稲田)は、「参議院議員選挙にあたり、東交は6500人の組織を約3250人ずつに分け、自治労組織内・岸まきこ候補、私鉄総連組織内・もりやたかし候補の支援をすることを決断した。岸候補は、公務公共サービス、もりや候補は交通運輸のそれぞれの労働者の代表として立候補する。東交は、公務労働者であり、交通労働者である。現在、公務も交通も非常に厳しい状況の中で、われわれは歴史の中で非常にタイムリーな中心に位置している組合である。われわれの団結の力、連帯の力で、支持者を7000人、8000人へと増やしていく決意をこの集会で打ち固めていきたい」と力強く訴えた。
 続いて来賓として、東交本部・福田執行委員長から、岸・もりやの両候補について、「①少子高齢化・人口減少社会の中で、われわれは採算性と公共性という2つの無理なワラジを履かされて苦しめられてきた。人口減少の社会の中で、われわれがどのように職を未来につなげていくか、重要な時期にある。自治労の中で公共性だけでなく公営にこだわった問題提起をしていきたい。②交通弱者の移動について、電車やバスに注目が集まっているが、バスの運転手不足を代表に、交通産業に働く担い手不足が解消しない。低賃金だけでなく、交通産業全体の処遇改善が必要だ。問題解決には現場力で切り抜けていくしかないが、この問題にしっかりと向き合えるのは交通現場出身のもりや候補だけだ」と訴えがあった。
 続いて、連合東京・岡田会長から、「①安倍政権と国会運営への憤り。②連合組織内候補の参院選必勝の取り組み。③参院選東京選挙区の情勢」について挨拶を受けた。
 また、各候補者の出身産別として、自治労東京都本部・座光寺中央執行委員長から、「現場の思いがわからない官僚や政治家が多い。みなさんの気持ちを国会に向かって代弁し、政策に対峙していく力が必要である。国会に良識の府を取り戻すため、何としても岸まきこを国会に送らなければならない」、私鉄関東地方連合会・滝沢執行委員長から、「交通運輸を代表し、要員不足や処遇改善などさまざまな問題解決の糸口になるよう、もりやたかしを国会に送りたい。皆さんの支援をお願いしたい」との発言があり、それぞれ東交の取り組みへの感謝と両候補の必勝に向けた協力について挨拶を受けた。さらに、東交議員団、退職者会の紹介を行った。
 候補者挨拶に移り、岸まきこ候補は、「①北海道の町役場の職員としての自己紹介。②公務職場における規制緩和の問題点。③立候補のきっかけ。④財政再建団体となった夕張市の実情と職員の奮闘。⑤全国の労働組合を訪問して感じたこと」等に触れ、「公務公共サービスを守り、その先にある人々の暮らしを守りたい。そのために現場の声を国政に届けないといけない」と決意表明を行った。
 続いて、もりやたかし候補は、「①交通労働者の地位向上。②国民の生活を支える大きなインフラである交通の役割。③安倍政権の問題点。④沖縄・辺野古の問題。⑤平和と民主主義の次世代への継承」等に触れ、「交通運輸産業の問題は、交通運輸労働者だけの問題ではなく、国民全体がもう一度移動権の問題を真剣に議論する時代がきたのではないか。働く者が報われる政治を志していきたい」と決意表明を行った。
 さらに、東交各部門代表の決意表明に移り、岸まきこ候補を支援する電車部・篠﨑部長、技術部・岩﨑部長、もりやたかし候補を支援する自動車部・佐藤書記長、事務部・伊藤部長から、それぞれ、部門の実情の紹介や政治や法律・政策に左右される現場実態等についての訴えを受けた。
 最後に、望月事務局長(技・馬込検修場)が決議文を読み上げて提案し、全体の拍手で採択。八木会長の発声で「団結がんばろう」を三唱し、午後7時25分に総決起集会を閉会した。