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活動報告

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2016連合・平和行動in根室

2016.09.10

  • 平和ノサップ集会の会場

 連合が平和行動強化期間として設定している、6月の沖縄、8月の広島・長崎、9月の根室の、連合平和4行動の締めくくりとして、9月10日〜12日の日程で「2016連合平和行動in根室(北方領土返還要求現地集会)」が行われ、東交からは2名が参加しました。以下、参加者の感想です。

 9月10日から12日にかけて連合東京派遣団(24人)の一員として参加しました。
 北方領土とは、北海道根室半島に近い①歯舞群島、②色丹島、③国後島、④択捉島の4つの島のことで、歯舞群島は本土からわずか3・7㎞の場所に位置しています。
 連合は、北方領土返還運動を6月の沖縄、8月の広島・長崎とともに、4つの平和運動と位置付けて取り組みを行っています。
 今年は、昨年より1日少ない行程だったため、学習会やセミナーへの参加はできませんでしたが、移動時間を活用し、DVDによる勉強会をバス車内で行いました。
 勉強会では、北方領土の歴史などを学びました。1855年に締結された日露通好条約では択捉以南の領土は日本の領土とされていましたが、第2次世界大戦末期の1945(昭20)年8月8日にソ連が日本に宣戦布告し、北方領土を次々に占領されて現在に至っています。
 2日目の11日は、納沙布岬・望郷の岬公園で「2016平和ノサップ集会」が晴天のなか開催され、各地方連合などから約1200人の参加がありました。
 約1万7000人いた元島民の方も現在は約6500人に減少し、平均年齢も80歳を超えています。これまで返還運動を中心的に取り組んでこられた方々の高齢化が進むなか、私たちは北方領土問題を正しく理解し、このような返還運動を推進することにより、領土返還を求める世論を盛り上げていくことが必要だと思いました。