活動報告
2017年 組織強化学習会
2017.07.04
- 各支部組合員や友誼団体など271人が参加
- 戸崎氏の講演を受ける
7月4日午後6時10分から田町交通ビル6階ホールで東交組織強化学習会を開催し、各支部組合員や友誼団体など、あわせて271人が参加した。
学習会は古谷野教文部長の司会で進行し、主催者を代表して宮崎委員長が「2015年10月の国家戦略特区諮問会議で安倍首相がライドシェアの解禁を発言して以降、規制改革を進めていく発言をしている。ライドシェアの問題は交通運輸産業に大きな影響をもたらす。『ライドシェア』の言葉を初めて聞く方も多いと思うが、今日の学習会を通じて問題を共有し、われわれ交通労働者全体の問題として認識を深め、しっかり広めていきたい」と挨拶を行った。
続いて、首都大学東京・特任教授の戸崎肇氏から「交通運輸産業を取り巻く課題と展望」と題した講演を受け、「①日本社会の変化とSNSの影響力。②AI技術の発展と自動運転の進展および無人化。③運送トラックの需要の激増と人手不足。④高齢化社会による事故多発。⑤2020年東京オリンピックを言い訳とした『合理化』『規制緩和』の推進。⑥シェアリング・エコノミーの動向とライドブッキングの問題性。⑦交通政策基本法の再評価と公共交通の必要性を訴える取り組み。⑧今後の安全に対する取り組み課題」などについて話があった。
その後、佐藤(弘)組織強化検討委員会委員長(東交副委員長)が閉会の挨拶を行い、最後に宮崎委員長の発声で「団結がんばろう」を三唱して、学習会を終了した。