活動報告
核も戦争もない平和な21世紀に!(原水禁・広島大会)
2017.08.06
- 原水禁広島大会・開会総会
- 2日目は分科会で学習
【8月4日】
8月4日に開会された原水禁世界大会・広島大会へ東交派遣団13人が参加してきました。広島に着いて直ぐ、東京平和運動センター・東京代表団独自集会から始まり、そのまま折鶴平和行進〜グリーンアリーナでの広島大会開会総会に参加しました。
気温35℃という過酷な気象状況で、行進した後のグリーンアリーナは冷房で涼しく、ついウトウトしてしまいました。しかし、被爆者の白石多美子さんが、小学1年生だった被爆当時の話を始めると、皆が話に聞き入っていました。遺体が足の踏み場のないほど路上を埋めていた被爆直後の街の様子を生々しく証言。「人間のあらゆる優しさで、平和を守りたい」と訴えていました。やはり被爆者の生の言葉は心に響きました。
【8月5日】
2日目は午前中からそれぞれ各分科会やフィールドワークに参加し、第7分科会「見て、聞いて、学ぼうヒロシマ」では、被爆者の平野貞夫さんから被爆証言がありました。手術をし、8月2日に退院したばかりだという平野さんの、被爆体験を後世に伝えなければという気持ちを感じました。
【8月6日】
3日目は朝8時からの平和記念式典に参加し、広島市・松井市長の平和宣言、安倍首相の取り繕った挨拶のあと、小学生2人の平和への誓いの中で「未来の人に、戦争の体験は不要です」、この一言に集約できるのではないかと思い、帰路につきました。