活動報告
第88回中央メーデー
2017.04.29
- 東京地公労でデモ行進
- 中央メーデーには東交は650人が参加
4月29日(金・祝)、第88回中央メーデーは『長時間労働の撲滅 ディーセント・ワークの実現 今こそ底上げ、底支え、格差是正の実現を!』をスローガンに開催された。前段、東交代表団53人は午前9時過ぎから千駄ヶ谷区民会館で開催された「東京地公労集会」に参加し、代々木公園の中央メーデーに向けて結集デモを行った。
メーデー中央大会では、冒頭、神津里季生実行委員長(連合会長)が主催者を代表して挨拶し、働き方改革について「誰もが希望を持って働き、女も男も仕事と生活を両立できるように労働時間を最適化しなくてはならない。今まさに労働時間にかかわる新たな常識を作るチャンス。あらゆる場面で、組織内外へアピールしなければならない」と述べ、また、メーデーに集まったすべての仲間に向けて「それぞれの立場から運動し、発信していこう」と呼びかけた。
来賓挨拶では、まず政府を代表して塩崎恭久厚生労働大臣が挨拶、続いて東京都・小池百合子知事が挨拶を行い、政党を代表して民進党の蓮舫代表から「働き方改革については、政府も野党も同じ方向を見ている。しかし、一方で政府は残業代ゼロ法案を成立させようとしている。民進党はこのような法案は断固反対、廃案に追い込んでいく」などと述べた。
その後、「メーデー宣言」と「長時間労働を是正する取り組み強化に向けた特別決議」が提案され、満場の拍手で採択された。
メーデー中央大会には約4万人の仲間が結集し、東交は約650人が参加した。