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2017年3月のニュース

東交第89回定期大会

2017.03.14

  • 新執行部とともに団結ガンバロー

東交労働運動の継承、強化・発展を

 東交第89回定期大会は3月14日、田町交通ビル6階ホールで代議員170人をはじめ来賓など、約260人の関係者が出席して開かれた。大会は、「賃金闘争の強化、地方公務員給与と人事制度の改善、『経営計画2016』の取り組み、欠員補充・要員確保の闘い、組織強化の取り組み、反戦・反核・平和運動の強化、都議選勝利」などを柱とする2017年度の運動方針を決定した。
 大会は午前10時に開会し、冒頭、本年1月に東交・木澤久範顧問が亡くなられたことから、木澤顧問の功績をたたえて黙とうを捧げた。
 その後、挨拶に立った安田委員長は、今大会での退任にあたって6年間の委員長の任期を振り返り、「①東日本大震災当日の早期運転再開と終夜運転など、東交組合員の働きへの感謝。②福島第一原発事故後の現状と原発再稼働反対の取り組み。③辺野古新基地建設反対の取り組み。④自治労との産別統合。⑤東交再建70周年記念。⑥組織強化の取り組み。⑦都議会議員選挙」などについて触れ、これまでの各支部組合員の協力に対して感謝を述べた。
 引き続き、大会成立を確認したあと、議長団に篠﨑(六号乗務)、原(渋谷)、望月(馬込検)、岩村(電力)の4人を選出し、代表して岩村議長が挨拶した。
 その後、出席いただいたご来賓の皆様を紹介しながら、上部団体の自治労総合都市交通局・浅野公共交通対策局長、連合東京・岡田会長、都労連・和田書記長、自治労東京都本部・座光寺中央執行委員長(東京地公労議長)、東京交運労協・高橋議長(東京地下鉄労組委員長)、えさきたかし参議院議員、民進党東京都連・松原仁会長、組織内関係では、新井勇吉顧問、東京都交通局退職者会・塩田会長、東交議員団・大畑事務局長(北区議)、東交準組織内議員・大西さとる都議会議員の11人から、それぞれ激励と連帯の挨拶をうけた。
 挨拶の中で、大西さとる都議会議員は、日頃の取り組み協力に対するお礼を述べ、「都営交通の維持・発展のため、そして、みなさんの生活・職場を守るために、全力で頑張っていきたい」と決意を述べた。
 続いて、25通におよぶ祝電・メッセージ披露のあと、2016年度の自治労、都労連・地公労、連合東京、東京平和運動センター、東交関係の報告が行われ、午前の部を終了した。
 昼食休憩後、午後の部の冒頭に、東交が推薦する都議会議員選挙立候補予定者の5名(=都議会議員・小山有彦、前都議会議員・興津秀憲、前都議会議員・山口拓、前都議会議員・田の上いくこ、前都議会議員・増子ひろき)から、それぞれ立候補にあたっての決意表明を受けた。
 その後、「経過報告と議案の総括部分」について審議に入り、2人の代議員から「①都政改革本部の動き。②バス事業現業系職員給料表の10年目の検証と交渉。③要員確保と予備率改正」などについての質問・要望が出され、本部答弁をうけて承認した。
 続いて、2016年度会計決算・監査報告を承認したあと、「運動方針案」の審議に入った。
 審議では、16人の代議員から「①青年女性部の組織強化、②人事委員会への対応、③要因確保・予備率改正、④非常勤職員の処遇改善、⑤野党共闘と都議会議員選挙、⑥給与改善」などの各項目に論議が集中し、本部答弁をうけて原案どおり決定した。
 引き続き「2017年度経常費会計予算案」について、第7回中央委員会で財務部会での審議内容を確認していることから原案どおり決定した。
 次に「本部三役・特別執行委員の信任投票」と「2017年度の同盟罷業の決定」について提案をうけたあと、代議員による一票投票が行われ、開票作業が進められる中、第35回機関紙コンクール表彰、工務支部の支部旗返還が行われた。その後、中央選挙管理委員会および大会運営委員より投票の開票結果が報告され、本部三役・特別執行委員の信任確認と、2017年度同盟罷業の決定を確認した。さらに、顧問の推薦、顧問弁護士・公認会計士の委嘱、各支部提出議案を承認し、組合功労者表彰が行われた。
 その後、大会スローガンの確認、大会宣言を採択したあと、新旧役員の挨拶が行われ、退任役員を代表して安田前委員長が挨拶を述べ、宮崎委員長が新執行部を代表して決意を述べた。
 最後に、宮崎新委員長の発声で「団結がんばろう」を三唱して、定期大会を終了した。