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5.3憲法集会

2017.05.03

  • 全員でプラカードアピール
  • 台場コースをデモ行進

5月3日午後1時から、東京・江東区の東京臨海広域防災公園で「施行70年 いいね!日本国憲法 5.3憲法集会 ―平和といのちと人権を!―」が開催された。

 

今年の憲法記念日集会は、辺野古新基地建設に対し島ぐるみで抗議を行う沖縄を弾圧し、基本的人権を無視する共謀罪の新設、そして、改憲に向けた動きを進める安倍政権に抗するため、幅広い立場の市民の参加によって開催され、5万5000人が集まり、東交からは67人が参加した。

 

集会は橋本美香さん(制服向上委員会)の司会・開会宣言のあと、最初にファッション評論家のピーコさんが登壇し、「自民党の憲法改正草案はひどい内容で、見てびっくりした。憲法改正を許してはならない。私はこのことをこれからも話し続けていく」と訴えた。

 

引き続き、世界平和アピール七人委員会の池内了さん(総合研究大学院大学名誉教授)、日本劇作家協会・前会長の坂手洋二さん、映画監督の山田火砂子さん、作家の落合恵子さん、弁護士の伊藤真さん、中央大学教授の植野妙実子さん(憲法学)からトークが行われ、特別ゲストとして韓国から朴槿恵退陣緊急国民行動のイ・テホさんが登壇した。

 

また、各政党(会派)の代表として、民進党の蓮舫代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、自由党の森ゆう子参議院議員、沖縄の風の伊波洋一参議院議員が連帯の挨拶を行い、憲法擁護、安倍政権の暴走を止めるため、ともに連携して闘いぬくことを述べた。

 

沖縄からのアピールとしては、基地の県内移設に反対する県民会議の山城博治さんが、ひときわ大きな拍手に迎えられて登壇。共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会の米倉洋子さんは、市民と野党の共同の力で何としても廃案にしようと呼びかけた。

 

集会後は「豊洲コース」と「台場コース」の2つのルートに分かれてパレード行進を行い、東交は「台場コース」に参加して、シュプレヒコールをあげながら沿道の人々に訴えた。